2015年3月3日火曜日

お知らせ

SHE TALKS SILENCEは、再び私のソロ・プロジェクトへ戻すことになりました。

1年ほど前から考えてきたことなのですが、ここしばらくの自分の作るデモや、音楽活動に対するイメージが、2人組の体制に当てはまらなくなっており、もっと自然な意欲に忠実になって表現をしていきたいなと思い、今回の結論に至りました。

メンバーのアミちゃんとは昨年から少しずつ話してきたのですが、先日、あらためてお互いの考えを示し合って、今、2人にとって自然なタイミングで答えを導けたと思います。
これまで一緒に活動するなかで、様々な体験をシェアしてきてくれたこと、感謝しています。

これからまた改めて、作品づくり、ライヴ (新しいステージ作りをいろいろと思案中…) 、頑張っていきたいと思います。

これからもよろしくお願いします。

2015.3.3
SHE TALKS SILENCE
山口美波

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I want to let you know SHE TALKS SILENCE will be back to my solo project.
I would like to thank Ami for her great contributions.
 
Since over year ago, I was thinking that I want to express my music more naturally, more honestly for what I want to do.
After deep consideration I could not imagine playing in current style any longer.
We were talking on this for a long time and shared each other’s thoughts, then we could reach to this conclusion.
 
I'm just trying to make new songs, restructure my performance right now…I hope you guys will be looking forward to new STS!
 
Again, thank a lot Ami for spending wonderful time with me at STS and wish her and her family the best luck in their new adventure.
 
See you very soon,
Minami
 
 

2014年10月11日土曜日

“Initial S”



10/13、京都でイベントをやります。
私が京都でライヴをやりたいと言ったら、Twee Grrrls Clubのボスであり、京都のセレクトショップ Violet And Claireの店主であるスミレちゃんが実現を手助けしてくれました。

私とスミレちゃんが初めて会ったのは、たぶんもう、7〜8年くらい前。
花園神社の側のクラブ WIREで、共通の知り合いだったJET SETの店員さんに、「きっと気が合うよ」と言ってお互いを紹介されたのが最初だった。
そのとき私たちは若くて、Twee Grrrls Clubでも、Violet And Claireのオーナーでも、SHE TALKS SILENCEでもなかった。レコードが好きな、ただの女の子2人。
そこで私たちは、好きな音楽について語り合った。THE NEWCOLOURSや、WAKEのレコードについて話が出来る女の子に、私は初めて会った。それがとても嬉しくて、興奮したのを覚えている。そして彼女もまた、同じように思ってくれていた。私たちは友達になった。

そこから1〜2年ほど経って、私は音楽を作り始めた。作った曲を、少しずつMySpace(懐かしい…!)にアップしていた。スミレちゃんにもそのことを知らせたかったけど、その頃は2人とも仕事が忙しく、長い間会っていなくて、連絡するタイミングをずっと掴めないでいた。
でもある日、私たちはレコード屋でバッタリ会った。原宿のBIG LOVE (その頃はまだ、ESCALATORだったのかな)。そこで近況を報告しあった。
そのときの私たちは、それぞれが、SHE TALKS SILENCEになりつつあり、Violet And Claireの店主になりつつあるところだった。私たちは、お互いの変化を喜んだ。
数日後、彼女からメールが届いた。

「MySpaceで音源聴いたよ!すっごく好き!今度イベントを企画するんだけど、ライヴをやってくれないかな!?」

私はとにかく驚いた。
自分の曲を気に入ってくれたことの嬉しさももちろんあったけど、音楽を作り始めて数ヶ月の自分にいきなりライヴをやれと言ってくるスミレちゃんに、ただただ唖然とした。
そしてそれを彼女にも伝えた。

「ライヴなんて無理だよ!ギターも買ったばっかりなのに!」

でも彼女はまったく動じなかった。

「だからいいんじゃん!今の美波ちゃんがやるってことが重要なんだよ!」

たしかにそうかもしれないと思った。
私たちが好きなインディ・ミュージックの根本って、そういうことだよなと気付かされた。私はやることにした。

私の生まれて初めてのライヴは、ひどい緊張と、たくさんのあたたかい眼差しに包まれていた。あのときの空気感は、今でも鮮明に覚えている。最前列から聴こえた、スミレちゃんの「美波ちゃんがんばってー!」という声も。

(その日の写真)


それからもスミレちゃんは、私の音楽の良き理解者として、たくさんの素晴らしい機会を提供してくれた。SHE TALKS SILENCEの存在を、然るべき人たちのもとへ発信する手助けをしてくれた。そしてそれを、楽しんでくれていた。

初めて会ったあの日から、ずいぶんと時間が流れて、私たちももう、いい大人になった。
ハタチそこそこだったあのときの私たちに、今の姿は想像できていなかった。
ただ夢中で好きなものを追いかけて、自らキャッチしてきた。そして今、それぞれ素晴らしい仲間に恵まれて、あの頃よりも格段に充実した日々を過ごしている。その分、責任も当然増しているし、やるべきことや役割も変化してきている。

でも私たちは相変わらず今日もインディ・ミュージックに取り憑かれていて、缶バッジの付いたワンピースを着て、ペラペラのトートバッグをぶら下げて歩いているのであった。


10/13、京都NANO、遊びにきてください…!

S.T.S.

2014年9月1日月曜日

TOWA TEI x SHE TALKS SILENCE Split 7inch


9/8、新曲をリリースします。
テイ・トウワさんのソロデビュー20周年記念の一つとして、スプリット7インチを作らせていただきました。
それぞれの新曲を1曲ずつ、収録しています。

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TOWA TEI  / "chaise longue"
(music : TOWA TEI)

SHE TALKS SILENCE  / "The Moon"
(words&music : Minami Yamaguchi)

MBEP-01
1,400 yen (DLコード付)
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STSの曲は、こちらから試聴していただけます。



この7インチは、まず、9/8からmarunouchi HOUSEで始まるテイさんの個展"TOWA TEI THINKS PRETTY THINGS"の会場にて先行発売されます。全国流通は、10月〜開始予定です。


よろしくお願いします…!

S.T.S.

2014年7月10日木曜日

NEW VIDEOS






S.T.S.

2014年7月1日火曜日

Haruki Murakami "Kino"


友人が貸してくれて、村上春樹の最新刊『女のいない男たち』を読んだ。
短編集だし、娯楽としてサラサラと楽しく読んでいたが、その中の「木野」という物語は、読んでいる最中にじわじわとショックを与えてきた。

「自分が負った傷に、しっかりと目を向けること」の必要性。
それを提示されたように感じて、どんどん気持ちが焦っていった。
誤魔化して逃げ続けることはやはりできないんだ、と。

世の中の多くの人が負わなくてすむような類の傷を、運悪く自分が負ってしまった場合は特に、その事実から目を背けようという意識が働く。
(自分だけが不幸だとは思いたくない)

そして無理矢理、その出来事を美化しようとしてみたりもする。
(辛かったけど、人生勉強になったよ、とかなんとか)

でも結局のところ、それはやはり「傷」でしかない。
血が乾いて、かさぶたが取れても、その傷跡は、「このような傷を負った」という、消しようのない記憶とともに、自分の中にべったりとくっついている。

子どもの頃に経験する、自分の力ではどうにも避けようのない問題から発生する傷。
大人になって、自らの行いによって引き寄せてしまう傷。
自分に非はなくても、理不尽に付けられる傷。

大なり小なり、いろんな傷があるけど、その受け入れ方や、その後の取り扱い方というのは、簡単じゃない。
でも、ちゃんと素手で掴んで、然るべき処理をしなくてはいけない。消すことはできなくても、“癒す”ことは出来るはずだ。

身体に貼り付いた古い絆創膏を剥がすときのように、ヒリヒリとした痛みを伴いつつも、そこにある傷をしっかりと見つめて、それを癒していく必要があるんだと、そう思った。

2014年6月20日金曜日

"When It Comes" OUT TODAY




SHE TALKS SILENCE
"When It Comes" 12inch

本日、発売しました!
全国のお取り扱い店舗はこちらです。
(de.te.ri.o.ra.tionより同時リリースされる、Nag Ar Junaの12インチ "doqu"との同時購入で、各バンドがお互いの曲をカヴァーした7インチが特典として付いてきます。)



音もジャケットも、海外プレス特有の、なんともいえないすごく好みの質感に仕上がって嬉しい。
ぜひ、実物を手に取っていただきたいです。

そして22日には、リリースパーティーを開催します。
The Sound Of Rainという、私たちがよく遊びに行くイベント(いつもマニアックなNEW WAVEやPOST PUNKが掛かってておもしろい)があるのですが、彼らとの共催です。


日程:6月22日(日)
時間:OPEN / START 18:00
料金:前売り 2,000円 / 当日 2,500円(1ドリンク別
会場:HOME (東京都渋谷区渋谷1-10-7-B1F)
LIVE:SHE TALKS SILENCE / Nag Ar Juna
DJ:The Sound Of Rain Crew (Daizo, Oka, Nagai)
チケット予約 : http://soundofrain.webcrow.jp

★チケットを予約してくださった方には、STS・NAG・DJ陣にて選曲したMIX CDを先着で差し上げます。

ぜひぜひ遊びにいらしてください…!




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そういえば、1人でやってた1stアルバムのときも、手のジャケだった。薔薇が貫通した、私の左手。
3作目の今回は、手が2つ。私の右手とアミちゃんの左手。
ジャケットを眺めていて、STSの変化と成長を、思いがけず実感しました。



S.T.S.

2014年5月20日火曜日

WHEN IT COMES 12"


SHE TALKS SILENCE
"WHEN IT COMES"

◆Side-A◆
Walk Away
Just Like War
There Is No

◆Side-B◆
Holy Hands, Holy Voices
Long Ways
Rosie

1,800 yen (plus tax)

6月中旬に、アナログ12インチで、ミニアルバムをリリースします。(DLコード付き)
昨年、カセットでリリースしていた音源なのですが、Nag Ar Junaの橋本竜樹さんが、ご自身のレーベル"de.te.ri.o.ra.tion"からアナログ盤のリリースを提案してくださり、実現することができました。

自分たちの音楽がレコードになるのはすごく嬉しい。
プレス業者から届いたサンプル盤を聴いたのですが、レコードプレイヤーの上で回っているその姿を見ると&スピーカーから流れる、あの独特の音を聴いていると、なんともいえない感動がこみ上げてきます…。

そして今回はNag Ar Junaも、3曲入りの12インチ、"doqu"を同時にリリースします。
なので、ご購入の先着特典として、STSとNagの両方の作品を買ってくださった方には、7インチを差し上げることになりました。
その7インチには、2バンドがお互いの曲をカヴァーした、ちょっと変わった2曲が入っています。
(STSは、Nagの"House Of Ashes"を、NagはSTSの"Vanished Vacances"をカヴァー。)

レコードの発売日・全国のお取り扱い店舗については、確定次第、またお知らせさせていただきます。
JET SETViolet and Claire でのお取り扱いは決まっております。)

また、STSの作品については、MACHでの配信も行います。こちらにも、MACH限定のご購入特典が付きます。その詳細もあらためて…!

6/22(日)には、渋谷HOMEにてリリースイベントもあります。
MVも2本作ってます。

…と、そんな感じで引き続きいろいろお知らせしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

S.T.S.